いっぱい愛して。
欲張りなのは、経営者の常。
前作のロールケーキ「軽く愛して。」
に続く第二段。
今回は、チーズタルト。
一口じゃ食べきれませんが、
二口か三口でペロリと食べられる大きさ。
小さいだけに、いっぱい買って欲しい
というシェフの思いを、
愛のフレーズにしてみました。
実際、店頭では、
5個や10個単位の箱詰めで
買っていかれるお客さまが
多いようです。
愛して!というお願い系の表現は、
一般的にはNGです。
「〇〇してください」
という言い方に、共感はないからです。
しかし、「愛」となれば話は別。
愛のgive & takeは、私たちの日常であり、
いずれの欲求も持つのが人間。
そこに普遍的な共感が生まれるのです。
何はともあれ、
このキャッチフレーズで
商品が動いたことに、一安心。
店の看板商品にまで
成長しているそうです。
そこまでいくと、
言葉の役目を果たせたというものです。
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