【これも、コピーライターの視点_15】

一方的に「提供」する、もしくはされる関係。
これは、メディアで言うと、
テレビ・新聞・雑誌・ラジオなどが挙げられます。
いわゆるマスメディアです。

マスメディアは、いまだに全国にわたって
情報を届ける効率は抜群です。
とりわけ、テレビは力がなくなったと言われながらも
それ以上の力を持つメディアは
なかなかないのではないかと思います。

しかし、わたしたちは、明らかにテレビの視聴時間が
減っています。代わって、スマホの画面を
見つめている時間が長くなっています。

ネットは、双方向メディアとも言われ、
この共感の時代を支えています。
一方的に「提供」されることを好まない
というのは、ネットの台頭からも
言えることではないでしょうか。

わたしたちは、「参加」したい。
参加して共感したら、「拡散」もしたい。
とにかく、商品やサービスをめぐる一部に
自分を含む物語を想像するようです。
しかし、共感できないものには、
一切の時間・コストを割かない。
これも、いまの時代の傾向だと言えます。


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