【これも、コピーライターの視点_30】

何かを世に表明すれば、
賛否が出るのは世の常。
近年であれば、「バカをやろう」という
ビートたけしが出ているCMが挙げられます。

わたしはかかわっていないので、
視聴者の一人という立場でしかわかりませんが、
マンネリ化した企業風土、商品開発に
企業が好んで使う言葉で言うと
「イノベーション」を起したいと願っての
表現であり、それはまた、社会的にも
共感が得られる時代だと踏んだのだと思われます。

これを参照しているのは、
企業の言葉は、それ単独で湧いてくるものではなく、
あくまでも、企業の抱える課題や経営者の願いに基づき
開発されるものだということ。
そして、その課題や願いに社員の共感があれば
鬼に金棒。
つまり、課題の抽出と願いの発信が
言葉の開発の先に立つということです。


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