【これも、コピーライターの視点_64】


<めざしたい未来像を描こう>

気が付けば、トヨタカローラの販売台数は
プリウスの半分くらいになっています。
カスタマイズを繰り返すことより、
めざしたい未来像を語っていた方が
時代を切り開いたのですね。

ガソリン車が世を謳歌していたときに、
粛々とハイブリッドの開発にいそしむ。
それは、固形燃料を消費しないで
環境にやさしいクルマが走る社会をめざしたい
という未来志向の信念とも夢とも
言えるものがあってこそ。

昨日の延長に、今日はない。
今日の延長に、明日はない。
カスタマイズの精神は、
昨日の延長に明日があるということ。
それはそれで、目先の利益の確保に必要ですが、
競合他社から頭一つ抜け出るには、
求心力のある未来を描き、社会に問うことが必要です。

しかし、わたしたちは、前年対比の数字を
いじくることはできても、
想像もつかない魅力的な未来を描くことは
苦手とする人が多い。
つまり、成長のチャンスはここにあります。


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