【これも、コピーライターの視点_69】
<で、どうしたいのか?>
香川県の広報誌で、
県知事とあたらしく就任された
香川大学長の対談。
学長が、企業へのアンケートで
学生のことをどう思っているのか
アンケート結果を紹介していました。
企業の回答「思い切った提案や発言ができない」
「リーダーシップが取れない」。
なぜ、否定形の回答なのか。
「もっと主体性を発揮してほしい」
「ぶっ飛んだ、常識にとらわれない着想を
してほしい」
というのでは、ダメなのか?
おそらく、言っている企業にも
そこまでの力強さや危機意識、切望、渇望が
ないからです。要は他人事で、たらいの上から
学生を眺めてもっともらしい感想を言っている。
わたしはそんなふうに感じました。
その回答者は、学生のささやかな主体性の芽を
おそらく見落としているのでしょう。
なぜなら、自分にその小さな可能性を感じ取る
センサーがないからです。
希望は、肯定的な言葉で言おう。
社長が、社員に対して言うのも同じ。
できないことは、しようとしてできないことかもしれない。
しようとしたけどできない理由をつくったのは、
常識的な発言を繰り返すあなたかもしれない。
プラスの言葉の呼応が、
意識を覚醒させ、突き抜けさせてくれます。
小さなことですが、大事なことです。
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