【これも、コピーライターの視点_120】
<人は、人の道具であってはならない>
「仕事」はどのように成り立つのか。
仕事を支えるのは、「知識・技能」であり、
それらは「定着」してはじめて使い物になります。
知識・技能を支えるのは、
その人の考え方や価値観です。
企業の理念や指針は、その価値観にまで
働きかける言葉である必要があります。
上司と部下の関係に置き換えてみると
納得がいきます。
部下の知識・技能だけを重用し、
その人となりを無視する上司。
または、価値意識や自己のあり方に疎い社員は、
企業の道具になりやすい。
極端に言えば、成長期の日本は
社員を「労働者」として「管理」することを
「マネジメント」と呼び、
「効率化」を図ることで業績が伸びた。
いま、そんな企業は支持されるだろうか。
わたしは、今日このような話を
得意先でさせていただきました。
企業が内部・外部問わず発する言葉は、
価値観やあり方を指し示すものでなくては意味がない。
企業の存在価値を言葉で明確化・戦略化する
根底にはこのような考えがあります。
これも、コピーライターの着想。
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