CONERIのやっていること
CONERIのやっていることは、コピーライターの仕事。正確に言うと、コピーライターの可能性に挑戦しながら、コピーライターの社会的価値を高めるということです。
コピーライターは企業の言葉を考えます。売り言葉であったり、フィロソフィーと言われるあり方を指し示す言葉であったり。いずれにしても、ビジネスの世界の話です。ですから、企業経営者に、コピーライターとご縁を持てて良かった、と言っていただけることが重要。
経営者が良かったというのは、企業の業績の向上があってこそ。そこで、わたしは、コピーライターとして言葉を軸にしながらも、次の3つの力が必要だと認識しています。
1)適切な課題を設定する力
2)課題に対してクリエイティブな解を複数提案する力
3)それを実装するが伴走できる力
わたしが大学院で学んでいるのも、子どもたちに国語や現代文を教えているのも、すべてこれらの力を支える一つの要素を磨くことにつながっています。先日、実践政策という学会誌におさめさせていただいた「共感形成の視点に立った『土木』の論考」という論文は、共感形成というこれからすべての企業が考えなくてはならないテーマを土木の領域において捉えた論です。自社の業界だけを見ていてもユニークな解決策が出てこない時代に、まったく異業種に軸足を置いて考えてみることも重要なことだと考えています。
そして、もっとも大事なことは、こうした理論を携えて実践できる場を複数持っているか、ということ。それにより、社会のお役に立てるし、論も磨かれる。地域や企業において実践の場を持たせていただいていることは、実にありがたいことです。既存の枠組みを超えた理論と実践を通して、コピーライターの社会的価値を高めようとしているのが、CONERIの取り組みです。
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