仕事のやり方から大事

取引先の2社からの話題がそれぞれデザインの相談になり、デザイナーさん探し。デザイナーさんとお話をしていく中で対照的な気づきがあり、それは経営側にも大切な視点であると思いましたので備忘録的に。

・デザインの根っこは、言葉の根っこは、と同じで、「そもそもそれで売れるのか」という議論。

・例えば、企業側で、テレビとネット、カタログ(紙媒体)にこれだけ予算を投下しようと考えている。その表現を考えて欲しいとデザイナーさんに依頼した時に、そもそも売上目標を達成するために、そのテレビとネットは有効か?というオリエンを疑ってみる視点。

・本来、メディアのプランニングは広告代理店さんの仕事であったが、フリーランスのデザイナーさんやコピーライターさんにも、そのような視点を持っている人が増えている。マスメディアという言葉の衰退とともに、またはウェブの台頭とともに、そうなったイメージ。数字のエヴィデンス以上に生活者実感としての議論も納得感を持って受け入れられている印象ゆえ。

・で、どうすればもっと費用対効果の高いやり方ができるのか?例えば、紙媒体なしでは売り切れないのか?などの議論が始まる。

・そこの部分から関わりたいデザイナーさんと、それらが整った状態で、表現(意匠デザイン)において自分の能力を発揮したいというデザイナーさんのそれぞれがおられる。

・せっかく企業の販売促進に関わるメンバーが増える機会なので、どのようなかかわり方でお願いしてチームに入っていただくかは、大事。

・その人の持ち味を200パーセント生かすも殺すも、かかわり方のすり合わせ次第。


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