真実ものは救われる

奇をてらったようなタイトルにしてしまいましたが、学習塾の経営をやっていて、常々思うことです。学習塾はほとんどが口コミかホームページをご覧になってこられます。すでに、塾の考え方やり方をご理解いただき、これならできるようになるという思いで見えられて、早い方だと30分もお話させていただくと入塾となります。もちろん、最初の理解でボタンがきちんと掛けられた生徒は、その後も末長く続き、たいてい結果が出ます。どこまでも信じ抜くこと、そして、こちら側にも、信じるに足るものを提供する前提で、互いにうまくいくのだと思います。

言葉を企業経営の中核に据え、それを軸に営業、商品開発、総務・人事、広報・宣伝の4領域を全てにわたって見直していくという、いわゆるブランディングの営みも、このことが言えると思います。そもそも言葉を軸に据えるということを信じるか。信じるかということは、そのことで見通しが立つのかと言い換えることができます。

それは、一つの可能性であり、一つの方法です。何を信じ、何を軸に据えるのかは、経営判断となろうかと思います。もっとも成果の出ないやり方は、あれもこれもとつまみ食いをしてしまうケース。言葉は選択肢の一つではありますが、信じるに足るものだと考えています。