試みとして

振り返ればコピーライターの黄金時代とも言えた糸井重里さんが1行100万円とも1,000万円とも言っていた時代は過ぎ去り、AIでも書ける時代に、コピーライターの意味はあるのか。その意味または価値を自らの手で切り開く時代に差し掛かったように思います。

一つの私の仮説は、言葉はエネルギーであり、エネルギーや熱意、魂を込めた表現には相応のリアクションが来るであろうというこの世の法則みたいなもの。バイアスというものもそうですね。バイアスとはネガティブなものではなく、極めて人間らしい主観でもあり、その匙加減は、まだAIでは十全に行えないように思います。時間の問題かな。

いずれにしても、それでも言葉をつむぎ、コピーや文章を書いていくという営みは、エネルギーやバイアスに一つの価値を見出す人とどのくらい共鳴できるか。これもまた実験的で面白い。

すでに6年目に突入している国語や英語を子どもに教えるという仕事は、正しい言語運用能力を磨く上で、コピーライターの職と相乗効果になっています。さらに精進して、AIとの共存を図りたい。AIにできることはお任せ、できないそれでもと注文のいただけることには最大のエネルギーを投下したいと思います。


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