思いを届ける仕事
いま抱えている仕事の一例
・キンドル本を出したいというご依頼で、取材・編集
・YouTubeで番組を持ちたいというご依頼で、番組の企画、ディレクション
・単品リピート通販の立ち上げのディレクションなど
だいたいが、ネットを舞台とした販促展開ばかりです。
モノを売りたい、新しい考えや概念を広めて、社会に定着させたい。
上記の目的はこういうところです。
クライアントの願いは、時代によらず同じ。
訴えかける「人」の気持ちだって、喜怒哀楽は時代によらず同じ。変わらないこと。
人の気持ちに寄り添いながら、丁寧に紡いでいく作業は、20年前から変わらない。
変わっているのは、テクノロジー。
多様性の時代はマスの消失であり、ターゲットへのニッチな働きかけが可能になったということ。
テクノロジーの進化は、表現の幅を広げてくれた。
思いを届ける仕事は、どんどんと攻めていきやすくなっていると感じています。
コピーライター考
ウェブの文章や商品紹介は、誰でも書ける時代。ましてや、自ら資本を投下するリスクを負った経営者や、強いこだわりで作り上げた開発者の熱量を上まってさらなる熱量で返すことは至難の技。よくて等倍。悪手のコピーライターなら、もっと冷めた文章が出来上がる。自分のことは自分で書くのがイチバン。(子どもの頃からちゃんとした国語力をつける必要がある:OSアカデミア!笑)では、コピーライターの仕事は何か?
「視点の開発」である。
この視点で訴求すればいいンだ! こんな切り口があったか! この手があったか! この「視点」がプロ。後は、誰でも書ける時代だよ。
もちろん、視点も絶対はない。どの視点が最もリーチするか。科学的に検証できるコミュニケーションの設計が必要。この辺りも、コピーライターの仕事として扱うのが良心的。
【クリエイティブ×企業経営_無料相談会】
クリエイティブの力で、企業を元気に! 面白く!
・経緯
コロナ禍以前の 2018 年に、香川経済同友会としてメビック(大阪市)の視察をさせていた だき、「クリエイティブハブ構想」なるもの香川県に提言させていただきました。主旨は、 クリエイターと事業者の恒常的な交流の場をつくることで、相互理解を促進し、事業経営に クリエイティブの力を生かしやすくするプラットフォームづくり。これまで特に目立った 動きも認められないので、自分でやってみようと立ち上がります。
・立ち位置
CONERI としてではなく、大阪市経済戦略局が設置し、公益財団法人大阪産業局が運営するクリエイティブ産業振興施設「メビック」のエリアサポーターとして立ち上がります。メ ビックでは、10 年以上も前から、毎日のさまざまな活動を通じて、仕事や立場にかかわら ず、こころが通じあう関係性を大切にし(クリエイターと事業者の恒常的な交流の場づくり)、つながりのその先にある、豊かなクリエイティブが生まれるための環境づくりに取り組んでいます。企業経営にクリエイティブがうまく活かせるのは、その結果にすぎません。
・やること
1) CONERI として事業者のクリエイティブ相談会を実施していたものを、そのまま継続します。
2) CONERI で解決できることは、自社の存在意義の言語化、その論理的な展開としての宣伝・広告、商品開発、営業施策、社内施策ですが、CONERI の仕事になる、ならないはどちらでも構いません。
3) 相談内容によって、適任と思われるクリエイターの紹介、交流の促進、メビック主催の事業者とクリエイターの交流の機会等をご案内します。仕事になった場合でも、手数料をいただくものではありません。
・こだわり
1) 全国区であること
→わたしはメビックの「エリアサポーター」として香川県に在住していますが、コピーライ ターとしてデビューして以来、全国区であることをずっと意識しています。その証拠に、全国区の広告賞の受賞を重ねてきました。エリアの事業者の課題を、全国区のクリエイティブ 力で解決に導きます。全国や世界のクリエイターと、オンラインを活用してつなぎます。
2) これまでの枠を疑い、壊す
→わたしはコピーライターを軸足に、大学院の研究生として地域・交通計画の分野で論文を書かせていただき、言葉の力を子どもに授けようと国語・現代文の学習塾「OS アカデ ミア」を主宰するのみならず、言葉による心の「解放」を肉体でとらえるリラクゼーション マッサージのセラピストなど、とにかくクリエイティブの力が様々な世界で生きることを みずから体験しています。商品の売り文句を書くという旧来のコピーライターの枠に囚われて生きていないことが、ご相談者のお役に立てるものと考えています。
・日時
毎週水曜と木曜の午前(10 時から12 時)を原則として、予約制にて無料相談会を開催します。オンライン、オフライン、いずれも可。
・予約 メッセージ等、連絡のつく方法でご予約ください
・協力 クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
人柄の時代
未来を予測することは僕自身、あまり好みませんが、最近、これからは「人柄の時代だ」とよく思うのです。家柄の時代があり、学歴の時代が来て、そしてこれからは人柄の時代だと。
学歴の時代とは、学校教育が「できることを増やしていく」という発想に長くあったので、その延長にテクノロジーの時代が来て、今はそのピークを過ぎた頃ではないかと思います。できることを増やすという発想のテクノロジーは、私たちの「できること」の格差を縮めてくれました。スマホやP Cで大抵のことはできる。次に差が目立ち、焦点が合うのは人柄で、それが経営にも反映されるように思います。
私が子どもたちに国語や現代文を教えている「論理」という視点も、人柄に大きく影響します。感情語ではなく論理語、そして他者意識というものは、人柄の土台を作ります。つまり、どのような言葉を使うのかは、人柄そのもの。言葉の経営とはつまり、これからの時代の人柄の経営の土台だとわたしは考えています。ミッション、ビジョン、バリューを岡山と長崎の企業さんにご提案させていただき、ほぼ峠は超えました。経営者のお人柄がわたしに書かせたのです。すでに、うまくいっている企業は、人柄の経営に入っています。
ネーミングの議論
今日は、お客さまとZoomでミッション、ビジョン、バリュー、そしてブランドネーム開発のご提案。
AIが発達すると、こういうアイデアも、複数の言葉の組み合わせの最適化を勝手にやってくれるのだと思いますが、わたしが大切にしているのは、経営者のお人柄や信じて歩んできたこれまでのことや、未来への眼差し。そういうものは、AIが推し量るにしても、もう少し先のことになると思います。
ご紹介いただいた九州の事業者様で、もはや県をまたいで九州には行けないので、オンラインでのご提案。
しかし、メールよりも伝わるし、一度お会いしていれば、オンラインもありだと思います。
明日は、岡山のお客さまとミッション、ビジョン、バリューの開発会議。
もちろん、オンライン。
こちらも、現地には複数回足を運んでいます。
現場の空気感を取材することは必須ですが、オンラインも活用次第で生かしようは十分あると思います。