【事業に言葉は要るのか?】
事業にコピーライターを必要とされる順番は、
おそらく、会計士や税理士よりも
後のことが多いはず。
納税の義務があるので、
事業者はどうしても、
数字のことに神経を使います。
それは、それで一つの真理。
しかし、数字は、過去と現在の管理。
現在の社員や消費者の気分をグリップし、
未来を切り拓くのは、言葉の力。
デザインやウェブという
目に見えるカタチは、
言葉の後に与えられるのが
自然な流れだとわたしは整理しています。
コピーライターが
事業やプロジェクトと
初期段階で関わる方が無理なく進む。
言葉の仕事の立場に
バイアスのかかった見方かもしれませんが、
客観的に見ても、そう思います。
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「高山さんと大沢くん」
昨日は、岡山の得意先にクルマで移動。
道中、ABCラジオの
「おはようパーソナリティー道場洋三です」
を聴いていると、
キンチョ―のラジオCM「高山さんと大沢くん」
の最新作が流れていました。
「ワンプッシュ」で蚊がいなくなる
という商品特性を、
「女子に『ワンプッシュ』できない男子」
という中学生の男女関係に置き換えて、
ドラマ仕立てで描いています。
これ、論理なのですね。
「ワンプッシュ」ということを
カタチを変えて繰り返しているのです。
覚えて欲しい商品の特性を
ただ繰り返しても覚えはしませんが、
同じことでも、男女の関係に置き換えて
物語で訴えると、記憶に残る。
情緒的に思えて、
実に論理的に考えられています。
コピーライターの仕事とは、
このようなことです。
YouTubeにもシリーズが上がっています。
「キンチョ― ラジオCM 高山さんと大沢くん」
で検索すると出てくると思います。
笑えます。覚えます。きっと、買います!
タグ:#CONERI #クリエイティブ #コミュニケーション #コンサル #言葉と経営 #集客 #こねり #コピーライター #人見
「方法」が大事!
ありがとうございました!
先週の金曜6月2日は、
わたしの出版記念トーク&パーティを
開くことができました。
世話人の中橋惠美子さん、徳倉康之さんの
お声掛け、お力添えがあっての
開催となりました。
ありがとうございました。
詳しくは個人のフェイスブックに
ポストしましたが、
改めてここで言いたいことは、
お越しいただいた方への感謝の気持ち、
お花やお祝いの品を贈ってくださった方への
感謝の気持ちです。
仕事がうまくいく背景には、
自分の力だけではなくて、
支えられている多くの人の気持ちが
そこにあってのことだと
改めて気づかされ、深い感謝の念を
抱かざるを得ません。
最後の挨拶で、
コピーライターは(クリエイターは)、
もっと企業経営に貢献できる。
そういう英知とスキルを持つのが
クリエイターであり、
事業者とクリエイターのマッチングが
もっともっと加速するように
その声を上げたのが、著書だということです。
お越しいただいた方の気持ちに届き、
そういう機運が高まるきっかけとなれば、
それこそ、望外の幸せです。
とにもかくにも、あの日、あの時間に合わせて
気持ちを持って集まってきてくださった皆さま、
行けなかったけれど、お祝いをいただいた皆さま、
お祝いの言葉をいただいた皆さま、
影ながら気持ちを届けてくださった皆さまに
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
まだまだ、言葉の力でできることはあります。
その可能性を、一緒に見に行きませんか!
(写真:中村政秀氏)
自己PRばかりしていませんか?
得意先の社長より、
情報発信のレスポンスが増えだしたと
うれしいお声!
何をしたか。
「ジマンは控え目にしましょう」という
ことを実践したのみ。
ジマン話には、相手を想う気持ちが
欠けているのです。
「わたしは」「わたしは」の精神が
お客さまにとっては共感できない。
ジマンとは、自社はこんなことができます!
というようなこと。
モノがなかった時代の名残ですね。
こんなモノができました!
こんな技術で、こんなこともできます!
というのは、
B to Bの限られた対象には有効ですが、
(例えば、鉄工所。こんな旋盤を
持っているので、
こんな仕事の請負可みたいなこと)
広くわたしたちには「共感」が足らない。
あなたが「何ができるか」以前に、
「何を考えているのか」
何を良しとし、どのような価値観を
持っているのか
あなたの根っこやバックボーン、歴史は?
などが知りたい。
そこを丁寧に発信してみませんか。
順番として、ジマン話は、それからです。