【これも、コピーライターの視点_77】
<部分から全体へ>
あらゆる枠組みが無効になっていくなかで、
宣伝とか広報とかという枠組みも、
同じじゃないかな、と思っています。
それだけでは、効果が限定的な時代。
すばらしい広告をつくり、
それを「作品」と呼ばせて称えることに
意味を見出せる経営者は
減ってきているように思います。
広告を打ったなら、
お店なら店員さんの心や言動と、
営業なら、その言葉と動きに
一体感が見られなければいけない。
いまなら、働き方や社内施策にまで
その精神が及ばなくてはならない。
実に、総合的で体系的、統合的な
コミュニケーション戦略が求められています。
CONERIは、企業(経営者)と二人三脚で
それを構想し、展開・運用するお手伝いを
している会社です!
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【これも、コピーライターの視点_76】
<社内で機能する広報>
自社の情報を外に向かってPRする。
それだけが、広報部の役割ではありません。
社内に眠った知、
つまり、一人ひとりの
頭のなかにある知(暗黙知)
を形式知化するエンジンが広報担当者。
形式知化するとは、つまり、表現すること。
表現できるには、自己肯定感や自己有用感が
必要になります。
「自分の考えていることは
他の誰かの役にたつかもしれない」
という感情です。
自己肯定感や自己有用感を育むというのが
広報担当者が軸となってできる社員教育の一つ。
そういう社員が増えると、
社員から挙がってくる「グッドニュース」が
増えてきます。
その集積が、本来の広報です。
企業各社の「できること」は
ますます似かよってきていて、
できることを通して、
どのような生き方/あり方を
めざしているのかということが言えないと
市場にくっきりとした輪郭を残せない時代。
しかし、それには唯一解はない。
やはり、自己肯定感や自己有用感がなければ、
広報は立ち行かないのですが、
そういう肯定的な感情を持った日本人は少ない
という総務省の調査結果もあります。
御社の広報は、社内でちゃんと機能していますか?
今日は、広報セミナー90分3コマです。
こういう話を丁寧にやって、
広報誌のつくり方だけではなく、
社内における位置づけ、
業績向上に貢献できる広報部のあり方にまで
言及したいと思います。
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【これも、コピーライターの視点_75】
<コミュニケーションの仕掛け>
昨日は、ある商品のパッケージに
同梱したいという小冊子の打ち合わせに
プロデューサーが来社。
二人で、小冊子のコンテンツを
見通していきました。
その商品を開封したときに
初めて手にされる冊子。
そこから想像です。
どのような順番で情報を
提供していくと、
無理なく理解いただけ、
かつ、共感が醸成されるか。
冊子だけにとどまってはいけません。
ネットへ導いたり、
産地へ来てもらったりと、
商品をリピートしていただくための
ファンになって欲しいのです。
ささやかな冊子ですが、
コミュニケーションの仕掛けに
余念はありません。
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【これも、コピーライターの視点_74】
<何を発信すれば際立つのだろう>
いまの時代、できることに差はつきづらい。
それでも仮りに差がついたとしましょうか。
電気自動車やハイブリッドカーなどは、
独自の開発で、できることがどんどんと増えています。
「これができました!」
というのは、初期段階のPR。
そのうち、「ああ、できるのね」という
驚きを伴わない反応におさまります。
持続性があって、共感性が高いのは
「この新しい技術を使って
こんな社会にしたいんです!」
というような生き方/あり方を見通す言葉。
未来の社会のあり方を提案する言葉。
そこに、共感はのっかります。
でも、それは正解のない領域。
主観的だとも言えます。
日本人が苦手な領域です。
だからこそ、それを明言している企業ほど
輪郭がはっきりとして、際立っているでしょ。
生き方/あり方の言葉を
CONERIと一緒に獲得しませんか。
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【これも、コピーライターの視点_73】
<イコールの関係を増やしていこう>
例えば、料亭はどのような情報を
発信すれば、お客さまが動くだろうか?
というような話を、
問い合わせいただいた料亭で
お茶を飲みながらやっていました。
いくつか申し上げたことはありますが、
季節を感じさせることは重要だ
という話を一つはしました。
旬の食材を使う料亭にとって、
季節の美味を食しに来ていただく
ということは、季節の変化の機微を
美しくとらえていくというのは
大事な情報発信の一つです。
ススキの写真でも良いでしょうし、
道端の落ち葉でも良いと思います。
旬の料理と季節感という
異なるものの関係性を
豊かに広げていくことで
世界観が生まれてきます。
しかし、そのためには、
異なるものが、異なるものだとしか
認識できなければ、
永遠にそれはできない。
ものの見方・考え方が大事で、
そこに価値があるということです。
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