営業のやり方も言葉が変えていく
営業のあり方が変わってきています。人は説得されて買いたいとは思わなくなっています。不意打ちの電話営業なんて論外。一方で、共感し、心震わせることのできる対象を愛したいとも思う。小手先の方法ではなく、企業体質からの変化が必要。
#企業風土 #理念展開 #企業体質 #人材育成
【これも、コピーライターの視点_170】
<今週の動き>
今日は、子どもの野球の試合がありました。今日も成長している子どもたちのプレイに楽しませていただきました。
今週は、得意先との打ち合わせが何本か入っている以外は、月曜に研究室で論文の打ち合わせ、火曜は高松市中央商店街活性化協議会、水曜の夕刻は国語・現代文の単科塾「OSアカデミア」、木曜に、自治会の在り方等検討プロジェクトチームの会議(高松市)があります。金曜は、大学の研究室の先生が主宰される「公共交通のネットワークデザイン等に関する座談会」に参加します。
「デザイン」という言葉が広く使われるようになりました。それは単なる意匠デザインを超えて、それぞれの分野を冠として、多分野に広がっています。アーバンデザイン(都市計画)、景観デザイン、ネットワークデザイン、教育デザインなど。これは、現状より良い状態へと改善していく行為をデザインとして広義に示すものであり、例えば、「デザイン思考」とは、問題を発見し、それを解決していく方法として認知されるに至っています。コピーライターが他の学問領域や実学の領域と交わることができるのは、発想法の基本にデザイン思考が根付いていることが大きいと感じています。
一方で、「デザイナー」の概念が変わってきています。意匠や装飾整えるだけなら、ネットで安く注文できる時代。言葉だって、耳障りのいい言葉が欲しいなら、いくらでも市場に本が出回っています。真の課題を捉える力があり、ソリューションとなる「デザイン」を提供できるのは誰か。クリエイターが社会から(企業から)信頼を得るには、この変化を軽やかに乗り越えていくことが求められるとわたしは考えています。
経営に生きるロゴマークを
ロゴマークなどの意匠デザインも、開発の初期段階に、「伝えたいメッセージ」が必要だ。なんとなく造形を作るだけでは、その後の展開(運用)ができず、経営に生かすことができない。
#言葉と経営 #コピーライター
変えないために、変える
理念は不変。変化すべきは、戦略、戦術、組織体系、構造、奨励制度、オフィスレイアウト、職務計画など。
#言葉と経営 #コピーライター
変えるべきは、慣行
例えば「顧客第一」を理念に掲げるデパートが、エレベータガールという慣行を廃止する。これはあって良い。市場環境の変化に対応するために、信念以外(慣行など)を変えることは必要だ。
#言葉と経営 #コピーライター