ネーミングの議論
今日は、お客さまとZoomでミッション、ビジョン、バリュー、そしてブランドネーム開発のご提案。
AIが発達すると、こういうアイデアも、複数の言葉の組み合わせの最適化を勝手にやってくれるのだと思いますが、わたしが大切にしているのは、経営者のお人柄や信じて歩んできたこれまでのことや、未来への眼差し。そういうものは、AIが推し量るにしても、もう少し先のことになると思います。
ご紹介いただいた九州の事業者様で、もはや県をまたいで九州には行けないので、オンラインでのご提案。
しかし、メールよりも伝わるし、一度お会いしていれば、オンラインもありだと思います。
明日は、岡山のお客さまとミッション、ビジョン、バリューの開発会議。
もちろん、オンライン。
こちらも、現地には複数回足を運んでいます。
現場の空気感を取材することは必須ですが、オンラインも活用次第で生かしようは十分あると思います。
言葉を握りしめて
いま、いくつかの企業のミッション、ビジョン、バリューを、経営者と二人三脚で考え、作成しています。自社の存在意義や事業の目的意識を明確な言葉としてもっている企業は、強い。afterコロナでもwithコロナでも、言葉をにぎりしめ、磨くことはできる。
この流れは、大雑把には、稲盛さんの教えに近いところに根っこを見ることができるのだと思います。それはこの国の経済成長を背景として意味を見いだす経営者が多かったように思います。また、バブル崩壊、リーマンのときも、稲盛さんの理念経営は、生かされたように見受けられます。
コロナは、リーマンの比ではないとの試算もありますが、ますます事業者は自社の本質的価値を自らが定義し、磨いていかなくてはならない時代が来ます。言葉なき世界は混沌、カオスです。心だけは、明晰でありたいものです。
「言葉と経営」第2弾! noteに公開中_第2回
第2弾は、「具体的な一人と向き合うこと」というタイトル。
コピーライターは、不特定多数の何万人という人に向かって言葉を発しているけれど、
実は具体的な一人をきちんととらえることが大事。
そこには、熱量やその人を思う気持ちが宿り、
結果的に何万という人にも伝わるのだと、経験上感じています。
noteに記事を上げています。こちらからお入りください。
「言葉と経営」第2弾! noteに公開中
コロナ後の世界
新型コロナウイルスに感染した方にはお見舞い申し上げます。
一日も早い回復をお祈りいたします。
もう誰が感染してもおかしくない状況で、
自衛策としては、睡眠と食事によって免疫力を落とさないことくらいでしょうか。
CONERIの規模感では仕事がストップすることもなく、
コロナ前からの仕事が継続されています。
「コロナ前」「コロナ後」ということを最近考えます。
産業革命の前後、文明開化の前後、第二次世界大戦の前後と
大きく世の中は変わりましたが、
今回のこともそれに匹敵する状況になると予想しています。
学び方、働き方、売り方がまったく変わってしまう。
何となくやっていたことは、ことごとく消え去る。
スカイプやZOOMの会議だと、不要な資料はことごとく不要。
そういうものを作っていた人も、お役御免。
何が必要で、何が不要か。はっきりとすると思います。
平時には言っても言っても変わらなかったことが、非常時には、いとも簡単に変わる。
いまは、言うまでもなく、非常時です。
OSアカデミアで小中高既卒生に、国語・現代文を論理の観点で教えていますが、
論理というのは、これからの時代に必須のスキル。
これからの若い人を教えるのに、古い頭ではいけないと
わたしも頭脳を更新する毎日です。
CONERIのお客さまも、コロナ後の世界に生き残りをかけて、
言葉の視点で企業経営を見直し、更新をはかっています。
まずは、自分や家族など自分の大切な人たちを守ることが最優先ですが、
家のなかでじっとしながらも、コロナ後の世界に思いを馳せ、
言葉や論理で社会に貢献できることを実践していきます。