クリエイティブという魔物
CONERIが売っている商品は、言葉であり、広い意味で大きな言葉で言うと、クリエイティブです。面白いこと、楽しいこと、常識を覆すこと。こういうことが企業経営に必要だ、必要だという以上に、企業経営の背骨になっている方がうまくいく。こういう経営者に支えられています。以前は、そういうことを積極的に説いていこうとしていましたが、最近は、分かってくれる人にわかってもらえればよいという心境です。求める側の渇望感がなければ、その後に続かないということが経験則としてわかってきたこともあります。
クリエイティブは魔物です。中途半端に触ればコケるし、とことんやれば、どこまででも成功の地平が広がります。経営者だけが頑張っても空回りします。社員にもその精神が浸透していかなければ、わたしはただ提灯を持った社長側の人間になります。1億の金を積まれても、社長に提灯を持つことはありません。ただ、ご縁をいただいた企業の成長を望むのみで、それと提灯持ちは別の話です。
クリエイティブとは、関係性の再構築。そのために何をするのか、具体的な取り組みは、企業によって異なります。旧態依然としたメディアバイイングと広告・広報は、その一部に過ぎません。もっと包括的で体系的なものとなります。最初は、そのあたりからお話をしています。
【これも、コピーライターの視点_172】
<今週の動き>
秋の長雨。週明けは、大阪からスタート。大学院でゼミがあり、夜は建設コンサル某社との勉強会&懇親会。大阪から戻れば、得意先との打ち合わせ2件、小学校のPTAの部会など。抱えている仕事は、ウェブ制作の仕事(システム会社に発注するまでの方向性を決めること&コピー)、チラシの制作、講演の原稿作成(わたしの講演ではありません)など。小さい仕事まで書き出すと10以上・・・順番にやっていくしかありません。
水曜の夜は、国語・現代文の単科塾「OSアカデミア」の授業。今日、その予習をしていました。本文をどのように読めば良いのか、そして、設問処理の仕方を、生徒が試験のときに「再現できるように」教えないといけません。論理的に読めないと最も苦労する問題の一つ「次の欠落文は、本文中のどこに入るか。入る箇所の前の文章を終わり5文字を抜き出せ」。この手の問題は、論理的に読めなければ、皆目検討がつかず、時間が経つばかり。論理的であることは、コピーライターとしては、言葉を軸とした事業展開に必要な力です。文章で処理するのか、事業展開に応用するのかの違いだけで、わたしのなかでは「論理的に考え、表現すること」という同じ根っこから出ているものです。
OSアカデミアは、小学2年生から浪人生までを受け入れています。論理は無学年。ものの見方・考え方ですので、無学年です。学校の先生に見捨てられた生徒が、着実に力を付けています。たくましくいきましょう。希望を捨てない生徒をいつでも歓迎します。コピーライターの仕事においては、希望を捨てない経営者とのお付き合いが多い。失敗という概念は存在しないのです。自分で自分に限界をつくらない限り、どなたさまでも気軽にお問い合わせください。
拠り所となる言葉
この時代のキャッチフレーズとは
共感形成