【これも、コピーライターの視点_22】
CONERIの顧問先には、
従業員数名から数百名まであります。
それは、わたしとの時間の過ごし方に
違いが出てきます。
従業員数名のところは、
社長とわたしという1対1。
数百名規模になれば、
例えば、広報部総出とか、
役員らとわたしという複数になります。
複数のメリットは、
互いに学びあえるというところで、
その力はバカにできない。
それは、家庭教師が良いのか
集団で学ぶ学習塾が良いのか、
ということに似ているように感じています。
家庭教師は、わかるまで
自分のレベル/ペースで教えてくれるが、
そこに甘んじてしまうことも。
他者との切磋琢磨が
集団ごと引き上げるという現象は、
わたしが複数と対峙するときの
大きな魅力です。
いずれもメリットがありますが、
役員複数とやっても、
最後は、社長との会食になって、
社長と深くお付き合いすることがあり、
それはそれで、トップのむつかしさを
知ることになります。
いかようにでも
CONERIの活用方法はあるということです。
それぞれに良さがあり、
事情に応じて活用形態を変化さえていくことが
賢明だと思っています。
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【これも、コピーライターの視点_21】
「サービス等生産性向上IT導入支援」
という助成金の2次募集の採択の結果報告が
あったようで、お客さまで応募されていたところが
何社か通ったとの知らせを受けました。
ホームページも、「はじめに言葉ありき」。
ホームページの原稿を社長に任されて
結局、うまく原稿がまとまらず、
制作そのものが宙に浮いている話は、
もう何年も前から耳にしている話。
ホームページの言葉に困っている
事業者の方がいましたら、支援します。
お問い合わせください。
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【これも、コピーライターの視点_20】
採用の面接をしてください。
という得意先からのご希望がありました。
人を採用することは、
経営者にとって、一大事。
金銭的にはクルマを買うくらいのことですが、
モノと人とは大違いで、
一度雇うと、簡単に解雇もできません。
(簡単に解雇できる契約もありますが、
人道的・倫理的にはしづらいですね)
わたしは採用のプロではありませんが、
コピーライターなりに視点を持っている
という点においては、
面接に重要な役割を果たせていると思います。
求職者の側から言うと、
言葉にならない思いをすくい上げて、
話を広げてあげることはできます。
こうやって書いていると、
企業は求人の観点からも、
すべてが言葉でできているのだと
気づかされます。
もちろん、ただ饒舌なだけの上っ面の言葉を
そうだと感じたり、見抜いたりすることも。
言葉(表現)は氷山の一角であり、
その下には膨大な思い(思考)がある。
両方とも大事ですが、
わたしは、その水面下の方を
いっそう大事にすることが、
人に対するやさしさや温かなまなざしに
つながると考えています。
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【これも、コピーライターの視点_19】
「広告賞」というものを
少しお話してみたいと思います。
わたしは、2006年に、コピーライターの登竜門
と言われる「宣伝会議賞」をいただいて
コピーライターとしてデビューしました。
コピーライターとはとくに資格があるわけではなく、
そうだとしても、広告賞を獲っておくことくらいは
説得材料として必要だろうと考えていました。
その後、
2006年 C-1 グランプリ(東京コピーライターズクラブ)準グランプリ受賞
2007年 朝日広告賞(月間賞)受賞
2008年 第38 回四国新聞広告賞(優秀広告賞)受賞
と受賞を重ねました。
それはそれで、広告代理店などとの仕事では
ある程度有利に働いたかもしれません。
同じ業界で、この賞の意味がまだ分かるからです。
しかし、企業と直接取引するときに、
いくばくの説得材料になったかは不明です。
経営者と話をするたびに、
クリエイターと事業者の生きている文脈が
まったく違うことを知らされます。
業界内で、表現を誉めあっても、
企業経営にそれがどれほど貢献したものかを語らなければ
経営者は動かない。
そう思ったとき、わたしは広告賞から
熱が覚めました。
所詮、業界内の自己満足ではないか、
ということです。
クリエイターが企業経営に貢献するという視点では、
表現は確かに有効な指標の一つですが、
それは、氷山の一角に過ぎず、
その下の表現に至る過程や戦略にこそ、
経営者にとって重要な要素が詰まっていることを
次第に理解するに至ったのです。
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【これも、コピーライターの視点_18】
企業のコミュニケーションにおいて、
「誰に発注するのか?」という問題は
その後の成果を大きく決める要因の一つです。
多くの経営者なら思いつく範囲で、
広告代理店、印刷会社、ウェブ会社などが
挙げられると思います。
いずれも、メディア会社です。
広告代理店は、テレビの「時間」や
新聞の「スペース」の売買を、
テレビ局や新聞社の「代理」として行い、
そのマージンで稼ぐモデルで、
その売買には、総務省の免許が必要です。
印刷会社は、印刷メディアを売ることが仕事で、
つまり、印刷物の受注が稼ぎの元です。
同様に、ウェブ会社は、ウェブの制作などが
主な稼ぎ頭となります。
無形の知財やノウハウ、戦略というものは
結局、それらのメディアに落とし込まれる格好で
提案されるのが一般的です。
ウェブ会社が、積極的にテレビCMの営業はしないし、
印刷会社は、新聞広告の熱心な営業はしません。
コピーライターは、いずれのメディアにも
載せる言葉を開発する仕事として、
メディア売買によらず、
フラットな立場で戦略を考え、
メディアを考えることができる。
その意味で、事業者の方には
広く接点を持てることは、
事業者にとっても、コピーライターにとっても
互いの幸せにつながることだと思い、
わたしは常に、事業者との出会いを
願っています。
しかし、実際の営業マンの数は、
代理店や印刷会社の比ではなく、
わたし一人の力ではなかなか状況は変わりませんが、
こうやって日々情報を読んでいただいている方には
感謝です!
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