【これも、コピーライターの視点_45】
言葉は、企業経営において、
どこまで影響を持つものか。
つまり、CONERIは言葉を軸に
企業経営におけるどの領域に関与しているのか
という問いにほかなりません。
現在のところでいうと、
理念や指針の策定、広告・プロモーション、
ブランディング、広報、人材育成(教育)、
営業活動の支援などの領域に
その仕事はまたがります。
言葉をくださいというオーダーではなくとも、
結局、言葉の問題になっていくというのが
言葉の持つ力でもあり、面白さでもあります。
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【これも、コピーライターの視点_44】
昨日は、行政職員の方に、
デザイン思考のお話をする機会がありました。
デザインというと作品主義のデザイン、
つまり意匠や美的な処理をイメージしがちで、
それは、1960年代70年代の
大量生産・大量消費の時代に着目をされた
「課題解決」の一つであったと言えます。
つまり、大量に生産されたモノたちから、
頭一つ抜け出るのに、意匠への工夫を図る
という視点から生まれたものです。
その時代の印象が強烈であり、
見た目にもわかりやすいことから
デザイン=意匠という認識で
多くの人の思考が止まっています。
何事も、経済成長期のイメージは強烈で、
そこで思考停止するまたは、当時の感覚を疑えない
というのは、無理もないことかもしれません。
しかし、いまや「コミュニティデザイン」
という言葉があるように、
デザインとは、「課題解決」というのがその本質です。
「地域の課題を解決すること」を、
「地域をデザインする」と言い換えることができます。
事業や企業も同様で、デザイン思考は、
イノベーションの必須要件ですが、
こういう文脈で「デザイン」という言葉を使うことは
まだメジャーになっているとは言えません。
わたしは、
「事業・企業のデザイン」「生活や文化のデザイン」
こそが、この時代を生きやすくすると信じていて、
そういう着想が広がればと願っています。
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【これも、コピーライターの視点_43】
情報発信は、回数が大事。
人は、同じことを繰り返し目にしないと覚えないもの。
チラシを作ったなら、
ネットで検索して確認できる準備を。
テレビCMも同様。受け皿としてのネットは有効です。
ネット広告で見た内容がテレビでやっていた
というのも有効ですね。
ブランディングも同様のことが言えます。
ブランドの核となることを、カタチを変えて繰り返す。
ロゴやサイン(看板)のことではありません。
社員(店員)は、ブランドプロミスを体現できているか。
営業スタッフの言動は、ブランドを表しているか。
違う現象面でも、同じブランドの核が
しみわたっていることが肝要です。
同じことを、カタチを変えて繰り返すこと。
つまり、論理的な設計が求められます。
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【これも、コピーライターの視点_42】
課題にぶつかると、
俄然、やる気も出て、懸命な姿勢を見せる経営者も、
課題にぶつかるまでは、漫然とした日々。
これは、大人も子どもも共通するのではないか。
夏休みの終わりに宿題をする子どもは、
課題意識に芽生えた状態です。
課題が見つかるとは、
人のカラダで言うと、不調を訴えることに似ている。
時すでに遅しのことも。
課題の発見は、経営において重要なことで、
それ以上に、日々のセルフチェックが大事。
どのような視点で評価し、現実に意味を見出すのか。
体温を毎日測るというような行為。
自分の平温を知っていると、
それを基準に、チェックができる。
コミュニケーション戦略も、
指標を持ち、それに沿って日々チェックできる
という状態が、課題の発見を早めてくれます。
では、指標をどう作るのか。
そこが問題となってきます。
やることは、いくらでもあるのです。
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【これも、コピーライターの視点_41】
不都合な真実と向き合うことを恐れると、
企業は衰退します。
百貨店の人気が低迷している
という事実は数字で見えても、
かつての栄光が邪魔をして、
その真実をそれほど重要なこととして
受け止めないでおこうという経営幹部は
少なくなかったと聞きます。
もう自社の業態に誰も興味を持たないのだ
と認めてしまうと、まだそこからの転換の模索も
やりようがありますが、
それさえ認められない役員会では、
その先の未来は、消されたも同然。
不都合な真実は、
調査段階から消えてしまうこともありますが、
そこに外部の客観的な眼があることで、
見えなかったものが見えるというもの。
なぜ、企業に外部の眼を入れる必要があるのか
という問いに対する一つの回答。
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