コミュニケーションって面白い!
飲み会という場は、
いろんな本音が聞けて面白い。
先日、初対面の経営者から、
CONERIさんには、
どんな問い合わせが多いのか?
と問われました。
コピーライターとか
コミュニケーションディレクター
というものがあまりピンと来なかった
のだと思います。
「モノを売りたい!」
「どうやれば言いたいことが伝わるのか?」
そういう問い合わせが多いですよ、
とお答えしました。
モノを売るためには、
モノを良くするという方法もあれば、
伝え方を考えて売っていく場合もあります。
伝え方が良ければ、
販路の拡大にもなれば、
社内の士気の高揚が期待できたり、
営業マンの売り方の工夫が期待出来たり・・・
実は、言葉やデザインなどの
目に見える表現は、
社内、社外を問わず、
人の意識に働きかけ、
行動を変えちゃう力をもっています。
売りたいという切望に対して、
「伝え方」でお答えするのが
CONERIです!
タグ:#CONERI #coneri #クリエイティブ #コピーライター #言葉と経営 #広告#広報 #コミュニケーション
CONERIの仕事
昨日、銀行のあたらしい担当者が見えて、
CONERIがどんな仕事をしているのか
というお話を、銀行のことに喩えて
お話をしました。
キーワードは、
「ラブレター」と「待ち伏せ」です。
例えば、銀行が獲得したい年金の振込。
ターゲットは、年金受給者。
その人に対して、「うちの銀行口座を
振込先として指定してください」と
銀行は言いたい。
これは、そのターゲットに対して
「ラブレター」を書くイメージ。
ただ「好き! 好き!」の一点押しでは
相手は引いてしまうかもしれません。
ここに、表現を考える重要性があります。
書いたなら、
それをどこで渡すのか。
少なくとも3回は渡したいとことです。
そのためには、そのターゲットが
出没する場所で待ち伏せる必要があります。
店頭? ATM? スーパー?
新聞? テレビ? ネット?・・・
いろんな待ち伏せポイントが
考えられます。
この場合、ラブレターは
広告の制作。
待ち伏せは、
コミュニケーションポイントの創造。
カンタンに言うと、
この二つの掛け合わせが、
コミュニケーション戦略となります。
大雑把に言うと、
CONERIの仕事は、このようなこと。
これを、企業経営者(陣)と
二人三脚でで半年、1年ともに
歩いていくスタイルがCONERIです。
「不確かさの時代」だからこそ
企業経営は
「言葉で攻め、数字で守る」とは
拙著の帯に書いていただいた
税理士・小林先生のお言葉。
数字は、過去と現在を
管理することができますが、
未来を切り拓くのは
言葉の役割です。
この方向性は、今後ますます
強まる一方です。
なぜなら、わたしたちはもはや
模倣できる成功モデルを
持たないからです。
明治の文明開化では欧米を模倣し、
その後は、国をあげて
経済を強くするという
国民に共通する目標がありました。
そこには、常に追い求めるべき
わかりやすい成功モデルがありました。
もはや、そのモデルは無効であり、
模倣する意味さえ問われる時代。
「不確かさの時代」とも言われています。
教育は社会の鏡なのか、
社会は教育の鏡なのか、ですが、
教育が変わろうとしています。
これだけのことができるようになれ!
という知識・技能を一方的に
上から教え込むという時代が
終わりを迎えようとしています。
知識・技能は「活用」して、
不確かな未来を切り拓かなくては
なりません。
そこに、思考力・判断力・表現力
というものが重要視され、
授業法は、アクティブラーニング
の導入が急がれています。
このような時代を背景に、
事業者の「企業理念」の
変化の必然があります。
もし、成功モデルの効率的な模倣で
財を成した事業者があれば、
この先の唯一無二の価値を求めて
理念をあたらしく打ち立てるのが
合理的だと考えられる時代。
不変と思われているかもしれない
企業理念は、社会の変化とともに
ある程度の柔軟性を持たせて
変えていくことも一つの選択肢。
新しい酒は新しい革袋に盛れ
という故事のとおり。
企業理念をあたらしくする支援は、
CONERIの得意とするところ。
時代がかわっても存立価値のある
御社で在り続けるために。
広報誌をデザインしよう!
「勇気をいただきました。
ありがとうございます。
今年もがんばる気持ちになりました」
「正直、中学校の広報担当、
あんまり乗り気じゃなかったんですけど、
一気にモチベーションあがりました!
私の役割……あるな♫」
「香川県PTA連絡協議会」主催の
「広報担当者研修会」の講師を
仰せつかり、1時間ほどお話を
させていただいたあと、
わたしの講話をお聴きいただいた方から
個別に頂戴した感想です。
2年前にもわたしがお話させて
いただく機会があり、
そのときお話した2つのこと、
・まずは手にとっていただき、
ページをめくってみたくなる広報誌を!
・子どもが家に持ち帰ったとき、
家庭で会話の弾む広報誌を!
を念頭に改革された宇多津北小学校の
実践発表もうれしく思いました。
広報と広告はまた違いますが、
情報発信の主体となることで
一定の責任を負うことは
どちらにも共通することです。
さらに共通することは、
チーム戦だということです。
多くの人の思いや合意、
スキルの集合体が、学校の広報誌。
そのはじまりは、
ページレイアウトや台割ではなく、
「どのような広報誌にしたいのか」
という思いの共有。
どんな些細な思いでも口にできる
「場」をまずは作ってくださいと
お話しました。
PAT広報誌をデザインする。
それは、デザイナーの職能を持つ
人の限定的な話ではなく、
「デザイン思考」=課題解決の思考で
かかわる誰もができることです。
PTA広報誌をデザインしよう!
海外にいこう!
台湾に行ってきました。
国際線の空港や機内誌などには、
ふだん、国内ではあまり見ない
企業の広告があります。
Philips、LGなどは、
その代表格ですね。
企業は、どういう展開をするかによって、
どこに広告を出すかが決まります。
どこで待ち伏せるのか、
という見方でわたしたちは
企業のコミュニケーション戦略を
練るときに考えますが、
空港や機内で待ち伏せる
という戦略が必要な企業は
確実にあります。
もちろん、そういう企業は、
言語にかかわらず、
見ただけでわかるという意味で
ロゴやマークが重要になります。
円の価値が高くなり、
海外は十分に近くなりましたが、
それでも、国際線とか機内
という「場所」へのあこがれは、
そこで見たモノのあこがれを誘います。
国内で煮詰まっている企業は、
どのような方法かで
海外と接点を持ってみることも
有効な時代です。
接点とは「コミュニケーションポイント」
であり、待ち伏せる「場所」と
「内容」が重要になってきます。