【これも、コピーライターの視点_76】
<社内で機能する広報>
自社の情報を外に向かってPRする。
それだけが、広報部の役割ではありません。
社内に眠った知、
つまり、一人ひとりの
頭のなかにある知(暗黙知)
を形式知化するエンジンが広報担当者。
形式知化するとは、つまり、表現すること。
表現できるには、自己肯定感や自己有用感が
必要になります。
「自分の考えていることは
他の誰かの役にたつかもしれない」
という感情です。
自己肯定感や自己有用感を育むというのが
広報担当者が軸となってできる社員教育の一つ。
そういう社員が増えると、
社員から挙がってくる「グッドニュース」が
増えてきます。
その集積が、本来の広報です。
企業各社の「できること」は
ますます似かよってきていて、
できることを通して、
どのような生き方/あり方を
めざしているのかということが言えないと
市場にくっきりとした輪郭を残せない時代。
しかし、それには唯一解はない。
やはり、自己肯定感や自己有用感がなければ、
広報は立ち行かないのですが、
そういう肯定的な感情を持った日本人は少ない
という総務省の調査結果もあります。
御社の広報は、社内でちゃんと機能していますか?
今日は、広報セミナー90分3コマです。
こういう話を丁寧にやって、
広報誌のつくり方だけではなく、
社内における位置づけ、
業績向上に貢献できる広報部のあり方にまで
言及したいと思います。
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【これも、コピーライターの視点_75】
<コミュニケーションの仕掛け>
昨日は、ある商品のパッケージに
同梱したいという小冊子の打ち合わせに
プロデューサーが来社。
二人で、小冊子のコンテンツを
見通していきました。
その商品を開封したときに
初めて手にされる冊子。
そこから想像です。
どのような順番で情報を
提供していくと、
無理なく理解いただけ、
かつ、共感が醸成されるか。
冊子だけにとどまってはいけません。
ネットへ導いたり、
産地へ来てもらったりと、
商品をリピートしていただくための
ファンになって欲しいのです。
ささやかな冊子ですが、
コミュニケーションの仕掛けに
余念はありません。
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【これも、コピーライターの視点_74】
<何を発信すれば際立つのだろう>
いまの時代、できることに差はつきづらい。
それでも仮りに差がついたとしましょうか。
電気自動車やハイブリッドカーなどは、
独自の開発で、できることがどんどんと増えています。
「これができました!」
というのは、初期段階のPR。
そのうち、「ああ、できるのね」という
驚きを伴わない反応におさまります。
持続性があって、共感性が高いのは
「この新しい技術を使って
こんな社会にしたいんです!」
というような生き方/あり方を見通す言葉。
未来の社会のあり方を提案する言葉。
そこに、共感はのっかります。
でも、それは正解のない領域。
主観的だとも言えます。
日本人が苦手な領域です。
だからこそ、それを明言している企業ほど
輪郭がはっきりとして、際立っているでしょ。
生き方/あり方の言葉を
CONERIと一緒に獲得しませんか。
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【これも、コピーライターの視点_72】
<無名でも良いもの>
日曜のあさに、新潟の「五泉シルク」
の紹介をするテレビ番組があり、
ぼんやりと観ていました。
お坊さんの着る着衣などに
用いられる生地のようで、
生地の厚さが他にはできないもの
だということです。
モノはいい。
しかし、大きな消費は見込めず、
産地は元気がないというのは
この国に見られる一つの傾向です。
わたしは、ふと、コマーシャリズムに
毒されたかなと思いました。
コマーシャルをすることで
広く社会に知れわたるのは良いのですが、
それはモノの良し悪しや質の高さに
必ずしも比例するものではなく、
本当に良いものが、静かに息を引き取ることも。
こういう仕事をしていながらナンですが、
わたしは、無名でも誠実に力を尽くし、
地道にやっている仕事(人)が好きです。
コマーシャルとは無縁に、
独自の世界観で市場を確保できると
いいなあと願いながらテレビを観ていました。
それは、情報の時代に生きるわたしたちの
意識も問われているように思います。
教育で言うところの、
メディアリテラシーというやつでしょうか。
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【これも、コピーライターの視点_71】
<技術と言葉>
世に貢献しているあたらしい技術も、
言葉が先。願いが言語化されたときに、
技術と社会の接点に焦点化されて、
開発が加速し、社会に貢献できるものとして
定着してゆきます。
世には、研究のための研究もあり、
それを企業が社会的有用性を感じて
買い取るケースもありますが、
企業が営利で取り組む研究開発は、
社会に対する疑問や信念、願いが
言語化されていないと、
社内の求心力もなくなるし、
もちろん市場にも出ていくのが困難になります。
はじめに言葉ありきです。
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