【これも、コピーライターの視点_64】


<めざしたい未来像を描こう>

気が付けば、トヨタカローラの販売台数は
プリウスの半分くらいになっています。
カスタマイズを繰り返すことより、
めざしたい未来像を語っていた方が
時代を切り開いたのですね。

ガソリン車が世を謳歌していたときに、
粛々とハイブリッドの開発にいそしむ。
それは、固形燃料を消費しないで
環境にやさしいクルマが走る社会をめざしたい
という未来志向の信念とも夢とも
言えるものがあってこそ。

昨日の延長に、今日はない。
今日の延長に、明日はない。
カスタマイズの精神は、
昨日の延長に明日があるということ。
それはそれで、目先の利益の確保に必要ですが、
競合他社から頭一つ抜け出るには、
求心力のある未来を描き、社会に問うことが必要です。

しかし、わたしたちは、前年対比の数字を
いじくることはできても、
想像もつかない魅力的な未来を描くことは
苦手とする人が多い。
つまり、成長のチャンスはここにあります。


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【これも、コピーライターの視点_63】

<引き算もしよう>

企業のコミュニケーション戦略を考えると
どうしても、ないものをつくるという発想は
先に立ってしまいます。
それは、予算もかかるもの。

逆に考えてみてはどうでしょう?
つくるばかりではなく、
あるものをチェックして、引いていく。
つまり、自社のブランドを邪魔しているものは
何だろうか?
ノイズを削除していくという発想です。

あるところで、自社は白を是とします!
と言っているのに、
どこかに赤や黒が混ざっていないか。
異物混入は、コミュニケーション効率を
著しく低下させます。


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【これも、コピーライターの視点_63】

<総合的・体系的に>

名刺を作ってくださいという依頼があります。
ただ名刺をリメイクしたい
というならそれで良いのですが、
本当の目的を訪ねると、
売上アップを狙うことだとか。

名刺を変えただけで売上アップ。
そうカンタンなものではないのですね。
変わった名刺のイメージとあわせて
ホームページや広告、お店なら内装、商品パッケージ、
店舗内容、営業車などなど・・・
すべてのイメージの統一があってこそのブランドです。

ですから、名刺という単品で
何かが劇的に変わると期待するのは、
気持ちはわかりますが、
現実的な対処ではありません。

名刺は、新聞広告でも、ネット広告でも
置き換えて読んでみてください。
新聞広告を打ったからといって、
それは健康になろうとサプリを服用するようなもの。

真の健康には、
睡眠、食事、運動などの日常が絡みます。
企業で言えば、社員教育など
社内の施策に当たるのでしょうか。
コミュニケーション戦略は
常に全体を総合的・体系的に
見ることが重要です。


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【これも、コピーライターの視点_62】

課題を的確にとらえ、
ときに、それを求心力のある言葉に変換し、
周囲(社内であれば社員、社外であれば消費者など)
に共感を浸透させながら、
解決に向けたアイデアをいくつも考え、実行する。

こういうことが、デザイン思考の流れであり、
この時代に求められている経営です。
それは、目先の課題にとらわれず
視野を広げて、5年先、10年先、30年先を
大胆に描いていく力も必要です。
意外と、企業は数字にとらわれ
対前年費の根拠に乏しい話ばかり会議して、
ワクワクする未来を描けないもの。
これは、経営に「言葉」を持ち込むことの
有用性の一つです。

http://www.coneri.co.jp


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【これも、コピーライターの視点_61】

起業したいという人が、
何かのセミナーなどに参加し、
事業計画書の書き方とか
融資のご案内のような資料を持ち帰るのを見るたび、
違和感を覚えます。
整えるべきカタチは案内できても、
その中身を構築させるまでの時間や指導力などが
乏しいのが現状かもしれません。

結局、その中身を一緒につくっていく伴走者として
CONERIは駆け込み寺になっています。
起業者だけではありません。
事業者の方でも、金融機関に提示する資料など、
未来を構想する必要がある資料について、
わたしはどれだけお付き合いしたかわかりません。
(CONERIは未来を言葉によって構想する
支援をしています)

お金は事業に必須です。
しかし、お金を生むのは架空の数字ではなく、
事業者の熱意であり、問題意識など。
多くの金融機関宛の書類には、
未来の売上予測を数字でさせられていますが、
わたしはその根拠が希望的観測ではない事例を
あまり見たことがありません。
融資を受けたい額からの逆算であったりもします。

そんなことよりも、事業者は
自分たちの熱意や社会に対する問題意識を
もっと熱く語るべきだし、
未来を切り拓く言葉を獲得すべきだというのが
CONERIの一貫した主張です。

数字によって過去と現在を管理できますが、
たしかな未来を切り拓くのは、言葉です。
その専門家が、経済界にはほとんどいない。
経産省は金融にまつわる数字にかかわる専門家
(国家資格保有者)ばかりを配置して
仕事をした気になっていますが、
それも限界にきているのではと思います。
数字は大事ですが、それだけでは片手落ち
だということです。
もう片手にあるのは、言葉です。


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