【これも、コピーライターの視点_18】
企業のコミュニケーションにおいて、
「誰に発注するのか?」という問題は
その後の成果を大きく決める要因の一つです。
多くの経営者なら思いつく範囲で、
広告代理店、印刷会社、ウェブ会社などが
挙げられると思います。
いずれも、メディア会社です。
広告代理店は、テレビの「時間」や
新聞の「スペース」の売買を、
テレビ局や新聞社の「代理」として行い、
そのマージンで稼ぐモデルで、
その売買には、総務省の免許が必要です。
印刷会社は、印刷メディアを売ることが仕事で、
つまり、印刷物の受注が稼ぎの元です。
同様に、ウェブ会社は、ウェブの制作などが
主な稼ぎ頭となります。
無形の知財やノウハウ、戦略というものは
結局、それらのメディアに落とし込まれる格好で
提案されるのが一般的です。
ウェブ会社が、積極的にテレビCMの営業はしないし、
印刷会社は、新聞広告の熱心な営業はしません。
コピーライターは、いずれのメディアにも
載せる言葉を開発する仕事として、
メディア売買によらず、
フラットな立場で戦略を考え、
メディアを考えることができる。
その意味で、事業者の方には
広く接点を持てることは、
事業者にとっても、コピーライターにとっても
互いの幸せにつながることだと思い、
わたしは常に、事業者との出会いを
願っています。
しかし、実際の営業マンの数は、
代理店や印刷会社の比ではなく、
わたし一人の力ではなかなか状況は変わりませんが、
こうやって日々情報を読んでいただいている方には
感謝です!
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【これも、コピーライターの視点_14】
共感の枠組みといっても、ピンとこないかもしれません。
例えば、食糧難の国に、食料を提供する。
これは、一方向の「提供」ですが、
仕事を生み出す仕組みをつくったり
働くことの喜びを分かち合ったりすることは
共感の枠組みをつくっていく糸口となりそうです。
わたしたちの事業においては、
どういうことが言えるでしょうか?
「参加型」というのは、その一つのキーワードになります。
コピーライターが80年代ほど流行らないように思われるのは、
コピーライターが提供している言葉が
「一方向」におけるものである場合。
そういう「提供」は、もはや依頼者も
真の願いではないのではないか。
依頼したいことがうまく言葉にできない
という問題もありますが、
やはり企業であれば、社員や顧客とともに
「共育ち」というか一緒に考え、成長していく、
つまり、社員や顧客を巻き込んだ物語を
つくっていくことがいまの時代ではないかと感じています。
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【これも、コピーライターの視点_12】
デザイン思考は、
企業経営の多くの課題を解決するのに
役立ちます。役立つというよりも、
この方法しかないのではないかと思われます。
あとは、この思考の「方法」を確立し、
磨くことでしょうか。
コピーライターとデザイン思考の
相性がいいのは、
デザイン思考の結果
「共感」を生み出すことが
一つの理想的な着地点だからです。
共感を伴う課題解決は、
お客さまや社員を主体とした
物語の創造が有効で、
そのときに、コピーライターの持てる力との
相性が良いと言えます。
つまり、デザイン思考は、
共感を生み出し、共感こそが、
企業を前に進めてくれる時代です。
それを丁寧に構築していくことが
いま、どの企業にも求められています。
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【これも、コピーライターの視点_10】
コトに対するデザインではなく、
モノに対する意匠(デザイン)だって、
モノに対するデザインだって、
「課題解決」であった時代がありました。
それは、大量生産・大量消費の絶頂の時代。
モノがたくさんできると、
次は、その付加価値として「デザイン」つまり、
プロダクトデザインにおいて差別化し、付加価値をつけ、
高く売る、競合よりも選ばれやすくすることによって
販売力の課題を解決に導いたのです。
わたしの手元には、
「デザイン・ポリシー」という本があります。
(浜口隆一・中西元男著 美術出版社刊)
1964年に発行された本です。
大量生産・大量消費の真っ只中。
当時、デザインによって頭一つ突き抜けていた
企業の常連、資生堂、日本楽器、ソニーなどの事例が
並んでいます。倉敷国際ホテルというのもあります。
デザインによって烏合の衆から抜け出て
自社の存立価値を示した好例の企業群。
それは、モノにあふれた時代における
課題解決だったのですね。
そこから80年代に入り、
デザインは、「事業・企業のデザイン」
さらには「社会・文化のデザイン」へと
拡がりを見せるのです。
デザイン思考の本流が流れ始めますが、
目に見える「作品主義のデザイン」を
「デザイン」とする見方は、
いまだに根強く、
かえってそれは、デザインに対する
閉塞感と特殊性の要因になっている
のではないかと危惧しています。
閉塞感というのは、
金余りの企業が、ぜいたく品として
デザインを経営に活用できるという
偏った見方です。
デザインの本質は課題解決であれば、
すべての企業にデザイン思考は活用でき、
それこそが、たしかな未来を切り拓く。
そういう認識が、いまだにメジャーでは
ないように思われます。
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事業者とクリエイターのマッチング
コピーライターとして企画や立ち上げの上流からかかわった話には、必ずあとからデザイナーやフォトグラファ―を探して、表現の定着を図るようになる。丸投げの場合は、わたしの知っている範囲で対応しますが、自社のブランドや世界観のこだわりがきちんとあって、クリエイターの言いなりではなく、それらを理解いただきながら、二人三脚で一緒に創り上げていきたいという経営者にとって、デザイナーやフォトグラファーの感性の差異は重要。クリエイターと事業者のマッチングのプラットフォームを全国規模でつくりたいと思いながらも、大がかりなことはいまできないので、CONERIとして地道にかつ丁寧にマッチングをしている状況です。クリエイティブのセカンドオピニオンも歓迎です。
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