【これも、コピーライターの視点_46】
月刊「事業構想」という雑誌の編集部から
取材をしてほしい人がいると連絡があり、
これまでピカラの社長さんや
丸亀町商店街の古川理事長だったりしたので、
今回はどなたかと思いきや、
チャレンジ塾で学びの場をともにした
波多氏でした。
世の中は狭いものです。
書店に並んでいます。
ぜひ買って読んでください。
「空き資源活用のアイデア」というテーマで
波多氏が手掛けた「廃校グルーブ」について。
わたしは、波多氏の取材を終えて、
文章を次のように締めました。
「誰かのためとか、地域のためという
大義を背負わず、好きなことを、
好きなようにやるという姿勢が
実に健全であり、微笑ましく、
結果として成功に導いた要因では
ないだろうか」。
わたしは、ノウハウや小手先で
物事をこなそうとしている人が嫌いで、
内面のあふれる熱意や情熱に
突き動かされている人を好ましく思います。
波多氏は、その代表みたいな人でした。
仕事をしている人には、
金持ちと貧乏、頭の良い悪い
という対立軸などなく、つまりこれらはすべて
曖昧で主観的な相対比較でしかありません。
本当は、好きなことを仕事にできている人と
そうではない人
という分類しかできないように思います。
そこに、自分は自分にウソがつけません。
波多氏を取材させていただき、
わたし自身の学びにもなりました。
ありがとうございました。
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【これも、コピーライターの視点_45】
言葉は、企業経営において、
どこまで影響を持つものか。
つまり、CONERIは言葉を軸に
企業経営におけるどの領域に関与しているのか
という問いにほかなりません。
現在のところでいうと、
理念や指針の策定、広告・プロモーション、
ブランディング、広報、人材育成(教育)、
営業活動の支援などの領域に
その仕事はまたがります。
言葉をくださいというオーダーではなくとも、
結局、言葉の問題になっていくというのが
言葉の持つ力でもあり、面白さでもあります。
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【これも、コピーライターの視点_43】
情報発信は、回数が大事。
人は、同じことを繰り返し目にしないと覚えないもの。
チラシを作ったなら、
ネットで検索して確認できる準備を。
テレビCMも同様。受け皿としてのネットは有効です。
ネット広告で見た内容がテレビでやっていた
というのも有効ですね。
ブランディングも同様のことが言えます。
ブランドの核となることを、カタチを変えて繰り返す。
ロゴやサイン(看板)のことではありません。
社員(店員)は、ブランドプロミスを体現できているか。
営業スタッフの言動は、ブランドを表しているか。
違う現象面でも、同じブランドの核が
しみわたっていることが肝要です。
同じことを、カタチを変えて繰り返すこと。
つまり、論理的な設計が求められます。
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【これも、コピーライターの視点_41】
不都合な真実と向き合うことを恐れると、
企業は衰退します。
百貨店の人気が低迷している
という事実は数字で見えても、
かつての栄光が邪魔をして、
その真実をそれほど重要なこととして
受け止めないでおこうという経営幹部は
少なくなかったと聞きます。
もう自社の業態に誰も興味を持たないのだ
と認めてしまうと、まだそこからの転換の模索も
やりようがありますが、
それさえ認められない役員会では、
その先の未来は、消されたも同然。
不都合な真実は、
調査段階から消えてしまうこともありますが、
そこに外部の客観的な眼があることで、
見えなかったものが見えるというもの。
なぜ、企業に外部の眼を入れる必要があるのか
という問いに対する一つの回答。
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【これも、コピーライターの視点_38】
パンフレットの制作の仕事を
何本か抱えています。
いずれも「取材」 に始まります。
コピーライターは書くことができる
という技術だけでなく、
書く内容を、
意図やねらいに即して引き出すということが
仕事の最初に来ます。
ただ漫然と聞くのではダメで、
気づく、引き出す、言葉にする、
そしてまた新たなフェーズで相手が気づく
という連鎖が求められます。
コピーライターと話をすることでしか気づかなかったこと、
言葉にならなかったことというのがあれば、
その取材は成功と言えます。
このあたりは、
実際にパンフレットの原稿を書く
(言葉に定着をさせる)コピーライターが
取材して書くという一連の仕事を請け負うことの
一体感に意味があると思います。
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