【これも、コピーライターの視点_26】

才能に休みなし、
というほど大げさなことではありませんが、
休暇とは関係なく、
自分の熱中しているテーマを
自分のペースで追いかけている大人を
カッコいいなと思った子どものわたしは確かにいて、
それはいまにつながっているように思います。

ファーブル(Favre)にとっての昆虫を
持っている大人か、そうではない大人か。
世の中には、その2種類の大人しかいないんだよ。
寝食忘れて熱中できることを持っている方が
これからの時代は生きやすいよと
わたしは子どもに伝えたいと思います。

そして、好きなことを持てると、
働き方改革による労働時間の見直しと
無関係な生き方をしたいと思えるのではないか。
お盆でも、部活動に行っている子どもに出会うと、
頑張れよ!と思う。
休日にもかかわらず、
寝食忘れてやりたいことをやっている経営者からは、
いろいろメールが入っています。
真摯に応援したい経営者です。


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【これも、コピーライターの視点_25】

これからの時代の企業経営において、
「言葉」は必須であり、
それを的確に持てる者と
そうではない者との間には
大きな格差が生じるのではないか
という思いがわたしにはあります。

モノやサービス自体に差異が見出しづらい時代に、
または、人は自分の世界観を丁寧に構築したがる時代に、
企業は、パーソナリティーとかキャラクター、
こころざしや生き方/あり方にこそ、
他との差が生まれ、
そこに人が惹かれる要因が形成されていくからです。

それらのことを的確に表現できるツールとして
言葉は最適であり、必須です。
写真などでも表現できますが、
写真の方針は、起点となる言葉から生まれます。
ビジュアル・デザインも同様に言葉が起点。

著書「言葉と経営」は、
このような言葉の時代に、
誰でも扱える言葉は経営者が自分で扱うことが
増えてきていますので、
そのヒントになればという思いもあって書きました。

または、自分では書けないという場合に、
わたしの視点やまなざしを150のコラムにして
したためたものとなります。

生き方/あり方、こころざしは、
様々な表出の方法があり、
それを経営者と一緒に考えていくことも
わたしの仕事の一つです。


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【これも、コピーライターの視点_16】

一方的な「提供」ではなく
「共創」の時代だと言われますが、
それはそれで、その通りだと思います。
しかし、共創も、誰かがあるねらいのもとに
ゆるやかに導く程度のことは必要。

SNSなどで多くの人の意見を募るのも
共創の一つの方法です。
ここで注意したいのは、
その意見に振り回される企業が
必ず出てくるという現象です。

軸の無い企業ほど、
意見に振り回される。
軸とは、理念とか、哲学とかポリシーとか。

自社のあり方を常に明晰にしたうえで
多くの意見を聴くということが
順番としては大事です。
コピーライターが力を発揮するのはその軸磨きと、
集まった多くの意見の発展的な解釈
においてだと言えます。


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いま

いま、「これも、コピーライターの視点」というコラムを連載している。目下の話題は「デザイン思考」。課題の発見にはじまり、適切な問題設定と解決の見通し(仮説)を立て、コピーライターがエライのは、そこから「表現」を伴い、または、わたしのやり方だと、顧客を物語の一部として、同時にともに取り組む社員も物語の一部として、巻き込んでいくことです。そこには、人への愛情ややさしさの眼があります。決算書を分析して、「じゃあ、どうしようか?」となると、方向は2つで何かを節約するか、利を生み出すか。前者は税制などにかかわるので会計士や税理士の仕事ですが、そこにも、コピーライターは(わたしは)アイデアや方向性くらいは示せる。後者は、完全にコピーライターの(わたしの)仕事。「営業して顧客を増やしましょう」と言われ、「じゃあ、何をどうやって?」「逆に営業しなくてもいい方法とは」など、コピーライターの視点で解けることは多い。すべてのコピーライターが、とは言い切れないが、少なくとも、わたしは、ということ。


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【これも、コピーライターの視点_08】

国内では、デザイン思考を長らく提唱しているのは
中西元男氏だとわたしは理解しています。
御歳80歳近い大御所ですが、
日本では80年代のCIの火付け役でもあり
CIの人と解釈されている嫌いもありますが、
実は、「デザイン」という言葉の解釈を
「作品主義のデザイン」から
「事業・企業のデザイン」「社会・文化のデザイン」へと
思考の領域を広げ、
その着想の定着にご尽力された主要人物。

それは、「グッドデザイン賞」に見ることができます。
おそらく、中西氏は、グッドデザイン賞が
通産省(当時)から民間へと主催が移行したときの
最初の審査委員長を務めておられます。

そのときに、「モノ」におけるデザイン
つまり、プロダクトデザインから、
「コト」に対するデザインへと
評価対象が大きく広がったのです。
デザイン思考を提唱し、
それをグッドデザイン賞において
評価しはじめた第一人者が
中西元男氏だと言えます。


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