【これも、コピーライターの視点_105】
<豊かな下草>
CONERIはアイデアの宝庫です。
コピーライターという言葉の仕事から入りましたが、
それは、クリエイティブという目には見えない
よく分からないものを扱うことにつながり、
「クリエイティブで社会や企業を良くする」
という、つかみどころのない取り組みに
つながっています。
クリエイティブとは、アイデアとか言葉とかデザインとか。
そのアイデアは、小から大まで。
来客数を増やすという課題のために、
そのアイデアは無数。
見栄えのする大きなものだけではありません。
それを支える下草のようなささやかな取り組みがあってこそ、
大きな取り組みが生きるのです。
大事なことは、ささやかな取り組みを
「こんなこと・・・」とバカにしないこと。
それは、社内的にも大事なこと。
突然の大型プロジェクトとは、社内も混乱します。
日々の小さな取り組みの持続ができてこそ、
大きなアイデアも実現できるというものです。
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【これも、コピーライターの視点_104】
<営業しても売れません>
というようなお悩みが聞かれました。
逆に問いますが、
最近、営業を受けて購入したもの、あります?
保険はたしかに知り合いの外交員から買いました。
しかし、それとてネット保険の時代。
要は、探し出してもらえなければいけない。
こういう時代のコミュニケーション戦略は、
いかに売るかではなく、
いかに愛されるか。
好感が持たれ、共感を育むような地道な取り組みが
功を奏します。
それは、営業マンを雇う以上の効果が
いまやあるのではないでしょうか。
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【これも、コピーライターの視点_103】
<理念を作りましたが・・・>
理念を作ったが、
社内は変わらないという
お悩み相談がありました。
理念は、作って、「活用」するものです。
活用が見通せない言葉であれば、
それは、社長室に額に入れて
飾るしかありません。
では、活用を見通すとはどういうことか。
そこが、言葉にお金を払う価値だというもの。
日々の企業活動に展開できることが
活用のイメージであり、
それは「言葉が機能している」と言えます。
自社で理念を策定される場合は、
機能する言葉かどうかに留意して
作られることが肝要だと思います。
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【これも、コピーライターの視点_102】
<勇気はいるが、強くなれる>
自分の考えや思いを人に伝えるのは
勇気のいることです。
昨日、わたしはコピーライターの発想法を整理し、
それに基づいた土木の未来について、
土木の専門家の前で論じましたが、
どれだけ考え抜いた論でも、
いざ発表するときには勇気のいるものでした。
反論はでないか、
共感してもらえるか、
という心配が先立ちはしますが、
それも、発表してしまえば
多様な意見を受け止め、
修正すべきは修正し、
加えるべきは加え、
持論がさらに強くなるもの。
何より、発言することで、
黙っていては築けなかった人間関係が生まれる
ということも良いことの一つ。
人は、考えや価値観に集まってくると言えます。
企業でも同じことが言えます。
自社の考えや価値観をわかりやすく表明することは
経営にとって不可欠なことです。
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【これも、コピーライターの視点_100】
企業活動は、価値の創造。
価値の創造の中心に言葉がありますよ、
というのを毎日お伝えして、はや100回目。
広告の言葉からスタートしたわたしですが、
その言葉を開発する過程の考え方にこそ、
企業の成長のすべてが詰まっていると気付いて、
プロセスから二人三脚を始めたのが5年くらい前。
少しずつその考え方が広まり、
お客さまも増えているのは感謝の限りです。
企業理念を起点に、企業活動の4つの領域
つまり、商品開発、営業施策、人事/教育、広告/広報
にその言葉を論理的に展開していくなかで
わたしがもっとも創り上げたいと思っているのは、
学び合い、高めあうことのできる場(職場)。
企業の無形の資産ですね。
その言葉が社員一人ひとりの腹に落ち、
共感が生まれたとき、
それは、自己を最大限に発揮できる個人の集団
として生まれ変わり、
自己の生き方、あり方に迫ることとなり、
はじめて、主体的な集団に変容します。
言葉が起点となって、
学び合い、高めあう場が出来上がる。
そうなってはじめて、広告が効く。
ウソのない情報発信ができるようになるのです。
そのような状態を、コピーライターとして
言葉を軸に創り上げているのがCONERIです。
101回目からも、どうぞお付き合いください。
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