【これも、コピーライターの視点_65】
<モノを売るのに、誠意は大事>
あるメーカーの健康食品で
うれしい有効成分が「1万ミリグラム」
入っていると言っている
ラジオCMを聞きました。
1万ミリグラム?!
つまり、10グラムですか。
栄養ドリンクで
「タウリン1000mg配合」というのは
よくCMで耳にしますが、
それは、つまり、1gのこと。
それを上回って「1万」とこられると
なんだか違和感を覚えます。
そこまで誇張して、
なぜ言う必要があるのか。
「有効成分は10gだけですが、
ちゃんと配合されています」と
言うのではいけないのか?
むしろ、そちらの方が誠意を感じませんか。
誇張して言うことで、
そうしなくては売れない必然を
勘ぐってしまう、
かえってマイナスな表現に聞こえました。
誠意を持って身の丈を売っていくので
いいじゃありませんか。
少なくとも、CONERIの得意先には
そのようにお話をしています。
必要以上に大きく見せるのは
カッコ悪いです。
そうせざるを得ない弱さを
探ってしまいます。
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【これも、コピーライターの視点_64】
<めざしたい未来像を描こう>
気が付けば、トヨタカローラの販売台数は
プリウスの半分くらいになっています。
カスタマイズを繰り返すことより、
めざしたい未来像を語っていた方が
時代を切り開いたのですね。
ガソリン車が世を謳歌していたときに、
粛々とハイブリッドの開発にいそしむ。
それは、固形燃料を消費しないで
環境にやさしいクルマが走る社会をめざしたい
という未来志向の信念とも夢とも
言えるものがあってこそ。
昨日の延長に、今日はない。
今日の延長に、明日はない。
カスタマイズの精神は、
昨日の延長に明日があるということ。
それはそれで、目先の利益の確保に必要ですが、
競合他社から頭一つ抜け出るには、
求心力のある未来を描き、社会に問うことが必要です。
しかし、わたしたちは、前年対比の数字を
いじくることはできても、
想像もつかない魅力的な未来を描くことは
苦手とする人が多い。
つまり、成長のチャンスはここにあります。
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【これも、コピーライターの視点_63】
<引き算もしよう>
企業のコミュニケーション戦略を考えると
どうしても、ないものをつくるという発想は
先に立ってしまいます。
それは、予算もかかるもの。
逆に考えてみてはどうでしょう?
つくるばかりではなく、
あるものをチェックして、引いていく。
つまり、自社のブランドを邪魔しているものは
何だろうか?
ノイズを削除していくという発想です。
あるところで、自社は白を是とします!
と言っているのに、
どこかに赤や黒が混ざっていないか。
異物混入は、コミュニケーション効率を
著しく低下させます。
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【これも、コピーライターの視点_62】
課題を的確にとらえ、
ときに、それを求心力のある言葉に変換し、
周囲(社内であれば社員、社外であれば消費者など)
に共感を浸透させながら、
解決に向けたアイデアをいくつも考え、実行する。
こういうことが、デザイン思考の流れであり、
この時代に求められている経営です。
それは、目先の課題にとらわれず
視野を広げて、5年先、10年先、30年先を
大胆に描いていく力も必要です。
意外と、企業は数字にとらわれ
対前年費の根拠に乏しい話ばかり会議して、
ワクワクする未来を描けないもの。
これは、経営に「言葉」を持ち込むことの
有用性の一つです。
http://www.coneri.co.jp
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【これも、コピーライターの視点_60】
言葉が企業経営に存在しなかったのか。
答えは否であろう。
企業理念というものは
その昔から存在した。
企業スローガン、タグラインなど
企業を表す言葉は、ずっと前からある。
CONERIが課題視しているのは、
それらが企業経営に展開されていない
という一貫性のなさが招く不合理、不効率。
コミュニケーション効率において
それは大きなロスを生んでいる。
世に向かって表明している言葉が
額に入れられて社長室に飾られていても、
それが日々の企業活動の隅々に反映されなくては
意味がない。
その意味で言葉の制作に至る過程と
制作の後と、一貫してCONERIは
企業と二人三脚で歩んでいます。
その領域は、商品開発、営業支援、人事戦略、
社員教育、さらに昨今、政府が力を入れている
働き方改革にまで及んでいます。
言葉を企業活動のすべてに
一貫して展開するとはどういうことか。
CONERI誕生から12年。
1000社近い経営者と話をしてきても、
それができている企業は実に少ない。
悲しいかな、市場開拓の余地は
まだまだあるというのが実感です。
言葉と経営が結びつく合理的で効率的な経営が
主流になる社会が当たり前になればと願っています。
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