言葉の質的変化
企業などに就職するとき、
わたしたちは、「何ができるか」
という視点で自分をPRします。
教育の言葉で言うと「知識技能」です。
それは当たり前のことで、
企業は、何かある一定の役割を
雇用者に求めるので、
雇われる側は「自分はこれができます」
というPRをするのは当然。
しかし、そこがクリアになった
たとえば中堅どころの社員から、
経営者は「生き方・あり方」の言葉を
求めるようになっていきます。
「自分は、こうしたい!」
「こうありたい!」ということを
社員が自由闊達に口にできる社風から
創造的な仕事が生まれてくる。
そういうことを、経営者は
肌感覚でつかみ取っているようです。
知識技能の言葉から、
生き方・あり方の言葉へ。
それは、できること(商品やサービス)に
差別化の要因が見出しづらくなった
時代の必然とも言えます。
生き方・あり方を指向する言葉を持つ方が
これからの時代は生きやすいと言えます。
企業も個人も同じです。
事業者は、CONERIと二人三脚するなかで、
このような言葉の質の変化を
無理なく乗り越えられる力を
身につけようとしています。
これも、コピーライターの
あたらしい仕事の一つ。
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言葉は、行動のエンジン。
この星は、行動の星。
商いに関して言えば、
動くことで、人は利益を得る。
人に会いに行くことで、利益を得る。
営業に近いイメージでしょうか。
言葉は、行動の道具。
良い言葉は、動きたくなる言葉。
握りしめて、お客さまのもとに
飛んでいきたくなる言葉。
そういう言葉は、
ワクワクしている精神状態から
無理なく生まれます。
ワクワクすることがなくなれば、
出てくる言葉も、ワクワクしない言葉
になってしまいます。
それでは、人は寄り付かない。
行動の星にあって、
言葉は、行動のエンジン。
「それが良い言葉かどうか」は、
行動を促す力があるかどうかで
判断することができます。
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任せて安心!
世の中は誠に不思議なもので、
例えば、学校の先生は、
自分の子どものことを丁寧に面倒見たくても、
実際には、子どもは別の学校に通い、
先生本人は、自分の赴任校の子どもを教える。
自分でできそうなことでも、
どのような人になら、
託し、任せたいと思うのでしょうか。
信頼に足るというのは、第一だと思います。
高度な専門性を備えているというのは、
難しいことを難しくではなく、
学び続けることで、ワクワクしている
という姿勢に現れてくるように感じます。
そういう他人なら、
かかわりを持って、自分の世界を
どんどん広げたいと思います。
わたしも同じように見られているのかもしれません。
自分で言葉なんて書けるけど・・・
という社長さんから、信頼を得て、
一緒に二人三脚できる要件は、
こういうところにあると思っています。
生涯、勉強です。
「方法からクリエイティブ」
「方法からクリエイティブ」
ということは、
以前も書きましたが、
思われている以上に、
重要なことだと身に染みています。
それは、制作過程の合意形成だけでなく、
制作過程の内容が、
社員教育に応用できる点が一つ。
これを応用するとしないでは、
かける予算の意味が
何倍にもかわってきます。
二つ目は、クリエイティブが完成した後、
その運用についての成果が
違ってくるという点。
クリエイティブは、
適切に運用できてこそ、
その真価を発揮するものです。
CONERIが、毎月のランニングと
制作費に分けた料金体系である意味は
大きくはこの二つが理由です。
ありがとうございました!
先週の金曜6月2日は、
わたしの出版記念トーク&パーティを
開くことができました。
世話人の中橋惠美子さん、徳倉康之さんの
お声掛け、お力添えがあっての
開催となりました。
ありがとうございました。
詳しくは個人のフェイスブックに
ポストしましたが、
改めてここで言いたいことは、
お越しいただいた方への感謝の気持ち、
お花やお祝いの品を贈ってくださった方への
感謝の気持ちです。
仕事がうまくいく背景には、
自分の力だけではなくて、
支えられている多くの人の気持ちが
そこにあってのことだと
改めて気づかされ、深い感謝の念を
抱かざるを得ません。
最後の挨拶で、
コピーライターは(クリエイターは)、
もっと企業経営に貢献できる。
そういう英知とスキルを持つのが
クリエイターであり、
事業者とクリエイターのマッチングが
もっともっと加速するように
その声を上げたのが、著書だということです。
お越しいただいた方の気持ちに届き、
そういう機運が高まるきっかけとなれば、
それこそ、望外の幸せです。
とにもかくにも、あの日、あの時間に合わせて
気持ちを持って集まってきてくださった皆さま、
行けなかったけれど、お祝いをいただいた皆さま、
お祝いの言葉をいただいた皆さま、
影ながら気持ちを届けてくださった皆さまに
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
まだまだ、言葉の力でできることはあります。
その可能性を、一緒に見に行きませんか!
(写真:中村政秀氏)