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「30年日記　30の幸せ」。この言葉の開発がわたしの仕事でした。

【ブランドスローガンの開発】

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振り返るときっかけはホームページのリニューアルでした。
その際、改めて感じたことは、吉田建設の家づくりは施工事例の数だけ、その背景にお客様の物語があり、その一軒一軒にお客さまにとっての真価が詰まっているということ。
写真や数字で表現できるデザインや性能だけでなく、その概念（コンセプト）を伝えるにはどうしたらいいかを悩んでいました。その時、知人の紹介で人見さんとチームを組ませてもらいました。
拾い集めたキーワードを一つ一つ丁寧に整理し、その中からカギになる言葉を見つけてくれました。打合せの時に頂いた一番心に残った言葉は、「消費者は意味を買う。付加価値商品ほど意味を買う傾向が強い」という内容のことでした。吉田建設の建てる家にはすべて意味があります。デザインも性能も、スタッフや職人の想いにも意味がこもっています。
最初は求めているものが言葉だとは夢にも思っていませんでしたが、共感を得るコミュニケーションの手段として、言葉は欠かすことのできないものでした。
人見さんのコピーのお陰で社内でも意思統一することができ、これをもって吉田建設の家づくりを広く知っていただくよう努力したいと思っています。